TL3N/Analogueについて
CDをレコードに変えたい! そんなオーディオファンの夢を実現しました
CDが誕生してから30年。
未だに「アナログ・レコード」が生きながらえているのは、レコードのような美しい「響き」や「潤い」がCDに足りないからではないでしょうか?
ガラスCDという高価なCDがあります。
それは、通常ポリカーボネートで作られるCDのディスク部を硬質で美しい響き持つガラスに変えることで驚くほどの高音質を実現した製品です。
ユニバーサルとVictorからは、通常のCDとは別種の液晶パネル用高透明度ポリカーボネートをディスクに使い、高音質を実現したSHM-CDが発売されています。
このように最近、CDディスクの振動が音質に影響を与えることが注目されるようになりました。
CECが発売するベルト・ドライブ方式CDトランスポーターは、レコードプレーヤーのようにCDをゴムベルトで回転させることでダイレクト・ドライブ方式に避けられない「ディスクに伝わるモーターの振動」を完全に排除することに成功した製品です。
さらに上級モデルはピックアップレンズの作動にもベルトを使うことで、読み取りレンズの不要な振動も抑えます。
一見レトロでローテクに感じられるベルト・ドライブ方式ですが、回転するディスクを不要に振動させず信号を読み取るには最も優れた方法なのです。
AIRBOWは10年以上前からこの「ベルト・ドライブ方式」の音の良さに注目し、ベルト・ドライブトランスポーターのカスタムモデルを発売してきました。
しかし、従来モデルでは「低音がぼやける」、「音の立ち上がりが丸い」、「CD-Rを読み込まない」、「動作が遅い」などの弱点を完全に払拭できませんでした。
しかし昨年CECから発売された「TL3N」は、新開発のベルトドライブメカニズムを採用することで「CD-Rの読み込み」に対応し、さらに「俊敏な動作」が実現しました。
また「TL3N」にはAIRBOWのリクエストにより、「44.1kHzの外部クロック入力端子」まで備えられています。
AIRBOWはこの優れた「TL3N」をこれまでの経験をフル活用してカスタマイズし、遂に最高のCDトランスポーターが完成しました。
不要な振動からCDを解き放ち、高精度なクロックを持つ優れたデジタル復調回路を与えられた「TL3N Analogue」の音質は透明感に溢れ、驚くほど滑らかです。
さらに響きを抑制するだけではなく、AIRBOWならではの響きを積極的に生かすチューニングにより、その音は広がりと伸びやかな倍音に溢れています。
AIRBOWの自信作「TL3N Analogue」は、100万円を大きく超えるダイレクト・ドライブ方式CDトランスポーターの音質すら軽々と凌駕し、そして遂に!レコードファンの夢である、CDからレコードの音を取り出すことに成功したのです。
新開発スタビライザー STB-1、Switch Legを採用しました
究極の高音質を目指した「TL3N Analogue」には様々な新技術を採用しています。
まず、CDディスクの振動を整え音質の要となるスタビライザーには、新開発のAIRBOWオリジナルの「STB-1」を採用しました。
STB-1にはスタビライザーの振動を抑える「制振リング」が2本付属し、制振リングを使わなければ「響きの美しいアナログサウンド」、制振リングをお使い頂ければ「ピントのシャープなHiFiサウンド」が実現します。
「TL3N Analogue」はこの画期的なスタビライザーの採用で、簡単にソフトや環境に応じ音質を調整することができます。
表面を美しいブラッククロムメッキで仕上げたSTB-1はその高音質と共に、色あせない精緻な美しさにもご満足いただけると思います。
さらに本体を支える脚は、プラスティック製の付属品から強度が高く響きの美しいエコブラス製の「Switch Leg」に変更しました。
フロントパネルには従来のバッチに変えてAIRBOWロゴをレーザーで刻印することで、外観をスタイリッシュに仕上げています。
主な仕様
- ■型式 :ベルトドライブCDトランスポーター
- ■再生可能ディスク:CD、ファイナライズ済みCD-R/RW
- ■デジタル出力 :同軸(RCA)×1系統、AES/EBU(XLR)×1系統、TOS(光)×1系統、スーパーリンク(BNC×4)×1系統
- ■ワードシンク入力:BNC×1系統(44.1kHzのみ対応)
- ■電源 :AC100V(50/60Hz)
- ■消費電力 :7W
- ■外形寸法 :W435×H109×D320(mm)※突起含む
- ■重量 :11kg
- ■付属品 :リモコン、AIRBOW STB-1(スタビライザー)、AIRBOW SWITCH-LEG
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