「AIRBOW UD505X Special」 DSD:22.5MHz、PCM:768k/32bit対応 USB-DAC
「AIRBOW NT505X Special」 PCと組み合わせ、高級CDプレーヤーの気分で音楽が楽しめる!
505Xシリーズは、透明感と音質の細やかさ、力強さが大きく向上
505シリーズが採用する「旭化成DAC」の供給が工場火災により絶たれたため、TEACだけではなく各社から発売される旭化成DAC搭載モデルが、通常よりも短いスパンでモデルチェンジされています。 505Xシリーズは「ESS Technology ES9038Q2M」を左右に1基ずつ搭載することで、対応信号がDSD「22.5MHz」、PCM「768kHz/32bit」にアップグレードされただけでなく、音質の要とも言えるアナログ処理部も「TEAC-HCLD2」にブラッシュアップされたことで、従来モデルよりさらに滑らかで、暖かい音質を発揮するようになりました。 AIRBOWの従来モデル505 Specialでは、信号経路や電源回路のコンデンサーをEsotericグレード同等品以上への交換、さらに高周波特性に優れる補助コンデンサーの追加による大幅な高周波ノイズ低減などにより、Esotericのエントリーモデルに迫る高音質を発揮しました。 X シリーズでは、変更されたDAC「ESS ES9038Q2M」の特性を引き出すため同時に変更された「電流伝送強化型バッファーアンプ TEAC-HCLD2」への電源供給レギュレーターICを新たにロスが小さく高速で動作するパーツに交換したことで、従来モデルよりも高域は繊細で鋭くなり、中低域は力強さが増しています。違いは大きく、同じ曲を聞いたときに「躍動感(楽しさ)」が大幅にアップしていることがすぐお分かりいただけます(この違いはNT505X Specialで特に顕著です)。
UD505X SpecialとNT505X Specialの違い
UD505XとNT505Xには、共通のメイン基板(DAC回路と出力バッファを搭載する大型PCB)が使われます。それ以外のサブ基板は、入力の違いによりUD505Xには「RCA-LINE 1系統入力」が、NT505Xには「ネットワーク(LAN)入力」が使われますが、この入力変更に伴い「異なる電源回路」が使われています。 メイン基板に電源を供給する、「左右独立したトロイダルトランス採用のリニア電源」は共通ですが、UD505Xが「アナログ入力回路を含むすべての回路にリニア電源」を使うのに対して、NT505は「ネットワーク回路とデジタル回路にインバーター電源」が使われます。 すべての電源がノイズの少ない「リニア電源」で構成されるUD505X Specialは、NT505X SpecialよりもS/Nが高く、音質がよりクリアで繊細です。ネットワーク入力が必要でない場合、HiFi音質を極めたいとお考えの場合には、音質に優れ価格も安いUD505X Specialがお薦めです。 デジタル部に瞬時電源供給能力に優れる「インバーター電源」を採用するNT505 X Specialは、中低音が分厚くパワフルな音質で、神経質にならず音楽を思いっきり楽しめる音質に仕上がっています。また、LANケーブルを接続するだけのPCレスの環境でSpotify Connect、TIDAL、Qobuz、TuneInなどを直接受信可能(UD505X SpecialでAmazon MusicやYouTubeあるいは、Spotifyなどのネットワークミュージックを受信する場合、受信可能なPCとの組合せが必要)ですし、OpenHome対応アプリから直接NT505X Specialをコントロールすることも可能です。 60日の無料体験が付属する「Roon(Roon CoreがインストールできるPCが必要)」と組み合わせれば、RAAT(Roon Advanced Audio Transport)の提供する機能、高音質再生、アプリからの快適で便利な操作やマルチルームシンクロ再生など大変便利にお使い頂けます。長時間いろいろな曲をお聞きになりたい場合、NT505X Specialがお薦めです。
505X Specialシリーズの音質をグレードアップする時のお願い
505 Specialには「10MHzクロック入力」が装備されますが、ノーマル状態の「TEAC CG-10M」を接続すると、S/Nが悪化し音がざらつきます。これはCG-10Mが発信するクロックの「C/N比」がAIRBOWモデルの要求水準に満たないためです。音質改善には、より高音質なクロックジェネレター「AIRBOW CG-10M Special」もしくは、「MUTEC製品」をお使い下さい。 CDを聞くとき「トランスポーター」でDACの音質は大きく変わりますが、PCオーディオでは「PC」で音質が大きく変わります。音楽再生専用に特化した「OS」と「アプリ」が搭載されるAIRBOW ミュージックPCは、音質の一つの指標となる「レイテンシー(処理遅延時間)」がWindowsやMacの「数10分の1」〜「100分の1」まで短縮されています。レイテンシーの短縮は、トランスポーターでの「ジッターの低減」に相当し、AIRBOWミュージックPCと組み合わせることで505Xシリーズは見違えるような高音質を発揮します。 さらに505X Specialの高音質を引き出すために欠かせない「HQ Player」や「ROON Core」も標準で搭載します。価格は高いですが、それに見合う音質と利便性が実現します。
ノーマルモデルからのバージョンアップについて
ノーマルモデルのTEAC UD505X/NT505Xから、AIRBOW 505X Specialへのバージョンアップは、逸品館での購入他店での購入を問わず承ります。 ただし、逸品館購入品からのバージョンアップの場合「メーカー保証+AIRBOW品質保証」はそのまま引き継がれます。 それ以外の場合「保証期間はバージョンアップから3ヶ月」となります。また、バージョンアップ前に異常が発見された場合、バージョンアップサービスは受けられません。
■ノーマルモデルからAIRBOWカスタムモデルへのバージョンアップ価格
TEAC UD-505-X → AIRBOW UD505X Special / 85,000円(税別)
TEAC NT-505-X → AIRBOW NT505X Special / 90,000円(税別)
詳しくは
【AIRBOWバージョンアップサービスについて】をご覧ください。
※一部対象外のモデルもございます。
主な仕様(UD505X Special)
方式 |
USB-DAC・ヘッドホンアンプ |
USB入力 |
USB2.0(リアType-B)×1 |
USB(リア) |
PCM768kHz/32bit、DSD22.5MHz |
同軸・光 |
PCM192kHz/24bit、DSD2.8MHz |
Bluetooth |
4.2(LDAC、Qualcomm、aptX HD、aptX、AAC、SBC) |
オーディオ出力 |
RCA/XLR×1系統 |
ヘッドホン出力 |
標準ステレオ×2(バランス対応)、4.4mm5極端子×1 |
S/PDIF入力 |
同軸(RCA)×1、光(TOS)×1 |
クロック入力 |
BNC×1(10MHzのみ) |
消費電力 |
18W(待機時0.4W) |
本体寸法 |
W290 x H84.5 x D248.7 mm(突起部を含む) |
重量 |
4.1kg |
主な仕様(NT505X Special)
方式 |
ネットワーク対応・USB-DAC |
USB入力 |
USB2.0(リアType-B)、(フロントType-A)×各1 |
USB(リア) |
PCM768kHz/32bit、DSD22.5MHz |
LAN/USB(フロント) |
PCM384kHz/32bit、DSD5.6MHz |
同軸・光 |
PCM192kHz/24bit、DSD2.8MHz |
Bluetooth |
4.0 |
オーディオ出力 |
RCA/XLR×1系統 |
ヘッドホン出力 |
標準ステレオ×1 |
S/PDIF入力 |
同軸×1、光(TOS)×1(光デジタル入力と兼用、自動検出) |
クロック入力 |
BNC×1(10MHzのみ) |
消費電力 |
20W(待機時0.4W) |
本体寸法 |
W290 x H84.5 x D248.7 mm(突起部を含む) |
重量 |
4.1kg |
商品画像は、代表画像をイメージとして掲載している場合がございます。必ずしも商品名の画像と一致しているわけではございません。また、商品の仕様・パッケージ等につきましては予告なく変更される場合もございます。あらかじめご了承をお願いいたします。