トップページ > アンプ > プリメインアンプ > AIRBOW - Model M1 Special(ワイヤレスストリーミングアンプ)
商品コード:ARB-MODELM1
製造元:AIRBOW
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販売価格はサイトにより異なります
2024年11月1日(金)更新
2024年8月末にMarantzがMODEL M1のファームウェアを更新しRoon Readyに対応しました。Roon Readyに対応したことでModel M1はRoonから劣化なくデーターをネットワーク経由で受けることができるようになり、MODEL M1(Special)の課題と認識していた高域の音質問題が解消し、大幅な音質向上が認められました。AIRBOW Model M1 Special の発売当初は高域の音質に課題があった為、本来想定していたメーカー希望小売価格より抑えて販売しておりましたが、今回の音質向上に合わせ、適正なメーカー希望小売価格に改定いたしました。
【価格改定実施日】2024年11月1日(金) 【改定後メーカー希望小売価格】180,000円(税別)
発売当初のメーカー希望小売価格より15,000円(税別)の値上げとなりますが、高音質メガネ型端子電源ケーブル「AIRBOW CPSC-M2/2.01m」(メーカー希望小売価格 8,500円(税別))も付属し、この内容・音質ならご理解いただけるかと存じます。また、YouTube逸品館オーディオ情報チャンネルでは音質改善後の試聴動画も公開中ですので、ぜひご覧下さい。 《逸品館オーディオ情報チャンネル(YouTube)》はこちら
通常のステレオアンプは、左右に1台ずつ合計2台のアンプが搭載されますが、marantz MODEL M1は、小型軽量にもかかわらず4台のアンプを搭載しています。2台のアンプでスピーカーを駆動させるこの方式をオーディオの世界ではBTL(ブリッジ)と呼びます。
通常のアンプのスピーカー出力は「アース(ゼロ)〜プラス」で出力され、スピーカーのユニットは「静止(ゼロボルト)〜前方(プラス側)」にだけに動きます。一方BTL(ブリッジ)方式では、1つのチャンネルにプラスとマイナスを出力するための2台のアンプが使われるので、スピーカーは静止位置を起点として「前方(プラス側)と後方(マイナス側)」に動けるようになります。通常なら「前方」だけにしか動かせないスピーカーのユニットをBTLでは「静止を基準に前と後ろに対称」に動かせます。ユニットが前後対称に動くことで、ユニットの移動量が1/2(半分)になり歪みが減少、信号応答性も向上します。また、スピーカーのユニットが通常と異なり、前方に押されるだけでなくアンプによって後方にも引き戻されるため、より空気をしっかりとグリップすることが可能となます。
MODEL M1はこのBTL方式と「低音再生能力の高いデジタル出力アンプ」のW採用により、小型軽量ボディーから、大型アンプに匹敵する力強く、重量感のある中低音を再現出来るのです。
MODEL M1は小型に作られているため部品を交換できる範囲が限られていますが、AIRBOW Model M1 Specialは、電源平滑コンデンサーの容量を「3倍」に増やしただけでなく、各部の電源容量を大きくアップすることに成功しました。さらにデジタル回路の音質改善のために、生産が完了している「OSコン」を多数使用し、メイン回路にも「ブラックゲート」を使うなど、限られた部品点数の交換や追加でも大幅な音質改善を実現しました。
このような電源系のチューニングによりAIRBOW Model M1 Specialは、このデジタル+BTLのパワーアンプの実力をさらに引き出すことに成功し、ノーマルのMODEL M1を大きく凌駕する大型パワーアンプに匹敵するほどの豊かな中低域の再現性を獲得しています。
この電源系のチューニングは、アンプの「信号応答性」にも大きな効果を発揮します。小さな信号の変化も確実にユニットの動きに変換することで、聞こえないような小さな音まで音量を絞っても低音のベースラインがはっきりと再現されるようになりました。
画期的な「発明」と呼んでも良い素晴らしいMODEL M1にも弱点があります。小型化を優先するために選ばざるを得なかったパーツの一部が僅かな共振を引き起こすため「ボーカルの子音がざらつく」、バイオリンなど一部の弦楽器の「高域がパサついてやや硬く感じられる」などの現象です。細かな分析により原因はほぼ特定出来たのですが、残念ながらスペース的にも、動作の安定性を保証するためにもその部分のパーツ変更は諦めざるを得ませんでした。そのためAIRBOW Model M1 Specialでも同様の問題点は残されています。
が、この問題自体は非常に小さいので、一般的な音楽の視聴では良好な中低音がより高く判断されると思います。実際、ノーマルのmarantz MODEL M1 ディーラー向け試聴会でも、この高域の「硬さ」に気づいた方はほぼいなかったように思います。
しかし、同じデジタルアンプを搭載する他のAIRBOWモデルではこの問題は完全に解決することに成功していますし、そもそも高域ノイズが発生しにくいアナログアンプを搭載するモデルの中高音は非常にスムーズで心地よい雰囲気を持っています。もしお客様が高域の硬さやボーカルの子音の荒れなどを気になさるのであれば、予めModel M1 Specialのご購入前に十分なチェックをお願い申し上げます。
AIRBOW - CPSC-M2/2.01m(1本/高音質メガネ型端子電源ケーブル)を標準で付属していますので、ご購入時からさらなる高音質化を実現します。
Model M1 Specialの「高域の硬さや荒れ」は時間と共に緩和されますが、それにはかなり長い時間が必要です。毎日数時間のご使用なら高域が滑らかになるまでには約1ヶ月近くかかります。その後も使い込めば使い込むほど高域は少しずつ滑らかになって行きます。
※製品の仕様、外観などは予告なく変更されることがありますので、予めご了承ください。
商品の画像について
商品画像は、代表画像をイメージとして掲載している場合がございます。必ずしも商品名の画像と一致しているわけではございません。また、商品の仕様・パッケージ等につきましては予告なく変更される場合もございます。あらかじめご了承をお願いいたします。
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