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AIRBOWの技術

AIRBOW製品には様々な音質向上への技術や工夫がこめられています

オーディオ機器は、日進月歩です。他メーカーの機器よりも、AIRBOW製品のマイナーチェンジの速度が速いのは、常に技術革新を怠らず、最新の技術を次々と取り入れているからなのです。 マイナーチェンジの多さに「半完成品のままで、製品を販売しているのでは?」と、誤解される場合がありますが、それは絶対に違います。発売した、すべてのバージョンのAIRBOW製品は、他メーカーのオーディオ製品よりも遙かに高い完成度を自負しています。特に音質面に於いては、絶対の自信すらあります。
しかし、「新しい技術」により、「さらに圧倒的に優れた優れたサウンドを提供できる」と判断した場合は、待ったなしにマイナーチェンジを行っています。 その高性能、高音質を、最後までお楽しみ頂くために、AIRBOW製品は、完全なモデルチェンジを行うまで、発売直後にご購入頂いた製品でも、常に最新(最終)の状態に「バージョンアップ」を承っているのです。
最新のAIRBOWが、最良のAIRBOWです。そして、あなたのAIRBOWは、いつでも最新のAIRBOWに生まれ変わらせることが出来るのです。 AIRBOW製品は、2001年度末にDCT処理パーツを採用し、大幅な音質向上を果たしました。
他メーカーに先駆けて21世紀の高音質を実現した新製品と、お手持ちの装置を買い替えることなく最新モデルと同等の音質にグレードアップできる、お得なバージョン・アップ・サービスをご案内いたします。

DCT(Dual.Cryo.Treatment)処理の概要

 金属が「加熱されることで物性(物理的な性質/硬さ・電気伝導率・その他)が変化する」ことは、「焼き入れ」や「焼き鈍し」などと呼ばれ、一般に良く知られています。しかし、「加熱」ではなく、「冷却」によっても物性が変化することは、まだあまり知られてはいません。しかし、「材料を極低温に冷却することで機械的な特性を向上させる技術」は、クライオジェニック処理と呼ばれ、高性能工具鋼工業の世界では、すでに一般的に認知されています。
今回、AIRBOWに取り入れたDCT処理とは、「デュアル・クライオ・トリートメント」の略称で、AETとの共同研究によって実用化された、オーディオ用途の優れた冷却処理技術です。 この処理は、従来の「サブゼロ処理」と、「クライオジェニック処理」の長所を組合せた特殊な冷却方法が特徴で、対象となるパーツの物性を、原子レベルからストレスフリー状態に再配列できる、非常に優れた「音質向上技術」です。
 DCT処理により極低温にさらされると、対象部材の構成原子や分子の熱振動が激減します。熱振動が減少すると、常温では熱振動によりバラバラだった原子・分子が、冷却により再結晶化するような形で、その配列が補正され、順序正しく再配列されるのです。(体積は減少しません)再配列により、部材内部での電気や、機械振動の伝播がスムースかつスピーディーになり、音質が向上するのです。 この処理を簡単なイメージに置き換えて説明しましょう。砂を瓶に入れ適度な振動を与えると、砂粒が移動し、砂粒が「粗」の状態から「密」の状態へと移動します。振動が与えられたことで、砂粒が隙間無く再配列されたのです。(砂粒の場合は、再配列により充填密度が上昇し、体積が減少します)再配列がどのようなものであるか、このモデルでご理解頂けると思います。
しかし、オーディオパーツは、金属、合金、高分子、樹脂、といった様々な材料で構成されているため、音質改善には、その特性に合った極低温処理(温度管理)が必要となります。
そこで、我々は測定器を駆使したデーター採取と、厳重なヒヤリングを積み重ねることにより、パーツ別の処理方法と音質向上の関係や、処理後の安全性を研究しました。約1年の研究期間を経て、オーディオ・パーツに「適切な極低温処理方法を発見」し、非常に高いレベルの特性改善と安全性が発揮される事が確認できたのです。(パーツによっては、処理の前後で数倍の導電性改善効果が確認されました)
 さらに、AIRBOW製品へのDCT処理パーツの導入に際しては、関連企業と共同でその効果と安全性を追試し、DCT処理パーツにより製品の音質が劇的に改善され、かつ処理以前と同等以上の耐久性、安全性を保証できるレベルに達したことを確認し、昨年度末にDCT処理パーツの製品への大幅導入に踏み切ったのです。

DCT処理による音質向上

 DCT処理パーツを導入すると製品の音質は、非常に緻密でスムースになります。例えば、音の流れる道筋をホースに例えるなら処理前の電線はゴムホースで、処理後の電線は鉄管というように、劇的なレスポンスと剛性感の改善が感じられます。 パーツの各部で消えていたエネルギーのロスがなくなり、スピーカーユニットまで音が確実に伝わり、音のエッジが緩くならず、音の出始めが格段に素早く、スムーズになります。音の細やかさが格段に向上し、処理前の音がプラスティックなら処理後の音はガラスに例えられるほど、演奏の密度感が向上します。 それまでは、伝えきれずに消えていた微少な音が再現されるので、音が出る前の空気の動きや、演奏者の気配、緊張感といったものが、ひしひし伝わってくるようになります。
音が伝わる部分の剛性が上がるためか、ぶよぶよとした感じの無駄な余韻を残さず素早く音が収束し、再生音が楽器と同じような透明感を持つ多彩な音色になります。
オーディオを聴いているというストレスが激減し、演奏が限りなく「生」に近づくように感じます。何よりも驚くのは、演奏者の気配が、それまでとは比較にならないくらい、濃くなり、近くなり、息づかいまでもが手に取るように伝わるようになることです。今まで聴いたことがなく、一度聴くと元に戻れない、そんな魅力に満ちた音質です。

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