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逸品館は、2013年にAIRBOWからSSS-2013MPC(ミュージックPC)の第一号機を発売し、iCATと共にMPCの拡販に取り組んできました。 今では、様々なメーカーから同様の製品が発売され、この分野への注目度は高まるばかりです。(iCATとAIRBOWの協力体制を以下AIRBOWと記載します) そこで今一度、AIRBOW MPCについて長所と短所を明確にしながら、ご案内したいと思います。
AIRBOWが音楽再生のプラットフォームとしてPCを母体に選んだのは、高速で稼働するハードウェアに大容量のプログラムを搭載できるところにあります。 また、PCは大量生産されるためプラットフォームとしての価格がオーディオ製品よりも遙かに安いのも長所です。
2020年、Esotericから発売されたデジタルプレーヤー「P1X/D1X」は、CDをリアルタイムで「DSD22.5MHz」にアップサンプリング再生し、SACDを上回る音質を発揮します。 AIRBOWミュージックPCは、P1X/D1Xよりも5年以上早くそれを実現し、さらに来年には「DSD45.2MHz」までのアップサンプリングを実現するモデルの発売を予定しています。
考えてみれば、CDやデジタルオーディオ機器の基礎が作られた1980年から、変わらないデジタル技術が現在も使われていること自体「奇跡」でしかないのですが、それがデジタルオーディオ「音質のボトルネック」になっているのです。
本当の意味での「ハイエンド・オーディオ」を考えるなら、CDの「44.1KHz/16bit」信号をオーディオという小さな器ではなく、それとは比較にならない超高速演算回路と高速アクセスメモリーをもつPCに、音楽再生専用の「プログラム(OSとアプリ)」を搭載し、高速かつ精密にアップサンプリング再生するのが理想です。
AIRBOWが発売する「ミュージックPC」は、音質に優れたマザーボードやメモリなどの周辺機器を選び、そのハードに音質重視の専用OS(MsHD/iCAT製造)をインストール、さらに音質・操作に優れたアプリ(HQ-Player、JRiver、Asset UPnP、dbpoweramp)をプリインストールすることで、PCを感じさせない操作性と、一般的なデジタル・オーディオを遙かに超える高音質を実現した画期的な製品です。
CDや従来規格のデジタルオーディオ(ハードウェア)とは比較にならない「能力」を持つPCをベースとすることで実現する、CD/SACDを遙かに超える高音質。ネットワーク接続により可能となる、無限の音楽ファイルへのアクセス。
AIRBOWを知るオーディオファイルだけが手にすることのできる、新しいデジタルサウンド。 AIRBOWミュージックPCシリーズは、あなたと共にハイエンド・オーディオを「新たな時代」へと飛躍させます。 ※AIRBOWミュージックPCの開発・製造はiCATが行っています。
「PCは取っつきにくい」とお考えではありませんか?
そういうお客様にこそAIRBOW ミュージックPCをおすすめします。さすがに最小限PCを使えるくらいの知識は必要ですが、ほとんどの設定や操作は「スマホ」と同じかそれよりもずっと優しいからです。その秘密は「搭載するOS(基本システム)」にあります。AIRBOWミュージックPCが搭載する音楽再生専用OS「MsHD」(iCAT製造)は、音楽再生に特化して操作できるように配慮されています。
上位モデルではキーボードはもちろん、画面表示すら不要で、その操作はすべて「タブレット(スマホ)」から行えます。一般的なPCオーディオ専用製品よりも、ずっと簡単でレスポンスに優れ、ストレスフリーに操作できます。
まだ「CD」を聞いていますか?
データーをPCにリッピングしておけば、忘れていたCDでも瞬時に呼び出して聞けるからです。 そして最近では、ストリーミング(ネットワーク経由)で音楽を聞くことが多くなりました。 ミュージックPCをインターネットに繋げば、YouTubeやニコニコ動画など無料のコンテンツが「アッと驚く高音質」で再生されます。 上級モデルでは、TIDALなど特定の配信サイトの音源はDSDに変換可能。ネットワークの音と豊富な音楽コンテンツに一度でも触れてしまうと、もうディスクには戻れません。